黒文字やさんのランチ
2014年 12月 22日
大濠公園の南側って、荒戸のほうと比べると静かだけど、
「オステリアシンチェリータ」や「ラ・スピガ」など、いいお店が多いのですよ。
ここも、1年ほど前にひっそりとできたカフェ。
初めて行ったときは、いつもコロと散歩してるところなのに見つけるのに時間かかりました。
猫の通り道のような細ーい路地を歩いて向かいます。
「茶苑 黒文字や」
この暖簾がなかったら、普通のおうちと変わらないのでわからないでしょう。
古民家をリノベーションされてます。
にぎやかな大濠公園と六本松の間にあるのに、ここ草香江は静かな住宅街。
マンションが増えましたが、昔から住まれてるような大きなおうちも残ってるのです。
ここのランチメニュー、面白いの。
オープンの時からある定番は、糸島豚のジューシーメンチカツや、季節野菜の土鍋焼きカレー、ナポリタンなど6種類ほど。
初めて行った時、鍋焼きうどんを食べてる方もいましたよ(笑)
私は、気になってたマスカルポーネのカルボナーラ
こってりか??と思ったら、和風だしベースであっさり美味しい~
温泉卵を崩してトロトロ・・・
平たい麺のフェットチーネを使われてます。
ランチは、サラダや小鉢、スープ、ドリンクが付いて、1000円。
夫はオムライス
ふわふわ卵がのってて、おうちで作るオムライスのような優しい味。
甘めのソースが美味しいんですよ。
サービスで、デザートを出していただきました♪
夫はチーズケーキ、私はシフォンケーキです。
ランチは、16時まで食べられますよ。
フレンチトーストやパンケーキも、今どき風じゃない懐かしい感じの美味しさです。
ここは、カフェと喫茶店の間くらいかな~
おしゃれっぽくなくて、ほんとに普通で、それがとても居心地いいの。
これは、毎回書いてるのですが、お店の前に、「クロモジ」の木があります。
和菓子を食べるときに使う「黒文字」(楊枝のようなもの)のもとになる木。
クロモジの木って、花は黄緑色の桜みたいで可愛いのに、
光の当たらないようなひっそりした場所でも、しっかり成長するんですよね。
咲くのを注目される桜と比べると、とても地味かも・・・
でも、どんな環境のところでも丈夫に育って、花が咲いてるのを見るとハッとします。
そんなお店でありたいと「黒文字や」にされたそうです。
いいですよね。
黒文字やさんは、もうすぐ1周年。
来月から、鴨鍋のランチが始まるかも??
茶苑 黒文字や
福岡市中央区草香江1丁目7-41
092-726-6358
11時~ランチは16時まで、
夜は「お客様が帰られるまで」と言われてました~
お休みは月曜日