北海道ガーデン街道を巡る旅8、十勝ヒルズ
2014年 06月 17日
3つめのガーデンは、紫竹ガーデンから車で約30分の「十勝ヒルズ」
十勝の風景を見渡せる丘の上ある、「食と農」がテーマのガーデンです。
ここの特徴は、野菜から蕎麦まで様々な「畑」があることと、評判のいいレストラン!!
ガーデンをまわる前に、遅めのランチを頂きました~
ハンガリーとフランスから来たシェフが作るファームレストラン 「VIZ(ヴィーズ)」
園内の畑で採れた野菜を使った、フレンチとハンガリー料理がメインですが、
食材を生かしたシンプルな料理が多かったですね。
特に、北海道ならでは~の野菜は、アスパラガス。
グリーンアスパラもホワイトアスパラも、太くて肉厚で、旨みたっぷり~
福岡でも「北海道産」と書かれてるアスパラを見るけど、全然違う・・・
本当に美味しいものは、北海道外に出てないのかな~
卵黄とバターたっぷりのソースも美味しかったけど、アスパラが絶品!!
このピザにもアスパラたっぷり・・・
十勝名物の豆もゴロゴロ入って、北海道の美味しいものを集めたようなピザ。
十勝は、美味しいチーズの宝庫みたいなところ・・・
このピザにも、数種類のチーズが使われてました。
サイドメニューは、お肉料理からサラダまで、ブッフェで好きなだけ頂きます~
ここで初めて食べたのが、「食べられる国宝」と言われてる豚肉マンガリッツァ
シンプルなお肉料理からハム、野菜や豆と合わせたテリーヌなど、
どれも凄く美味しいの。
神戸牛と似た味と書かれてましたが、、ほんとに牛肉のような赤みとジューシーさ!!
こんなお肉があるんですね~
アスパラを使ったデザートも美味しくて、おかわりしたいほど・・・
テーブルの前から見えるのは、十勝平野の絶景です。
北海道の十勝というと、豊かな食の生産地だと知られてますが、
食料自給率1,100%と聞いて驚きました。
これは、日本全体の食料自給率(約40%)と比べても凄いこと!!
北海道の食料自給率が200%で、九州は100%ないくらいなので、
十勝・・・圧倒的ですね。
ここは、イトトンボなど色々なトンボが飛ぶ「トンボ池」
福岡では蓮の花が咲く季節なので、近づいて見てみたら・・・
北海道では、7月~8月が見ごろだそう~
紫竹ガーデンのように、1年中沢山の花が咲くガーデンと違って、
ここは、6月中旬から咲く花が多いようでした。
ガーデン中に咲くというアナベル(アジサイ)もバラも、7月~がきれいでしょう。
野菜から雑穀、豆、果樹、ハーブなど、無農薬栽培されてる「オーガニックポタジェ」
どこまでも続くじゃがいも畑~
奥にある蕎麦畑も広い!!
他のガーデンのように、あちこちに椅子とテーブルが置かれてました。
途中で休憩したくなるので、これは嬉しい~
ここでは、花や樹木を楽しむだけじゃなく、
北海道の食、十勝の農業のことを沢山学びました。
十勝の農家1戸当たり平均経営面積って、38.7ヘクタールもあるんです。
そう聞いてもピンとこないけど、日本全体の平均経営面積1.9ヘクタールと比べると、
圧倒的な広さですね。
ヨーロッパの農業国並み(ドイツ45.7ヘクタール、フランス55.8ヘクタール)です。
北海道らしい広大な風景というと、以前は富良野や美瑛をイメージしてたけど、
今は、十勝の景色が思い浮かびますね。
福岡の人気パン屋さん「パンストック」のパンも、十勝で育った小麦から~
東京の有名パン屋さんも、北海道産の小麦を使ってるところ、増えてますよ。
パンストックのシェフが「十勝の小麦はフランス産小麦以上」と書かれてましたが、
嬉しいですね。
(パンストックやシニフィアンシニフィエが使ってる、十勝の前田農園のキタノカオリ。
北海道産食材を扱うお店や道の駅にあります)
ここは、十勝の「食と農」の豊かさを実感できる場所でした。
レストランの料理も美味しいし、十勝へ行くことがあったら、ランチに寄りたいな~
次は、おやつを食べに、帯広の六花亭本店へ向かいます(*^o^*)
十勝ヒルズ
北海道中川郡幕別町字日新13番地5
4月下旬~10月下旬(開園期間は無休)
9:00 ~ 18:00
http://www.tokachi-hills.jp/