松風園で学ぶ、夏の室礼
2014年 07月 02日
平尾の浄水通りからちょっと入ったところにある「松風園」
初めて参加した時は、街なかにこんな素晴らしい場所があるとは~と驚きました。
この日本庭園も、元個人の邸宅だったと思えないですね。
ここで「室礼」を学ぶのも2年目です。
以前から、「しつらい」というものがあることは知ってましたが、
難しいものだろう・・・と敷居が高いイメージだったのです。
しかし、去年初めて「お雛様の室礼」に参加して、
先生の話が面白かったせいか、すっかりトリコに・・・
お床には、六つのひょうたんで表現した「無病息災」
右の脇床には、ヒバの上に盛られた水無月と、無病息災と書かれた茅の輪(ちのわ)
一昨日のブログにも書きましたが、これは、6月30日の夏越の祓(はらえ)の室礼です。
神社には大きな茅の輪があるので「暑い夏を無事に過ごせますように」と願いながらくぐります。
私達も小さい「茅の輪」を作り、青柳さんの水無月と一緒に・・・
いつも、持って帰ってそのまま飾れるのが嬉しいのです。
この後は、毎回お楽しみの「直会(なおらい)」
茄子や新じゃが、ズッキーニを揚げて、玉ねぎのドレッシングをかけたもの。
トマト豆腐も、イタリアン風味で初めてのお味!!
季節のものを使って、ひとつひとつ丁寧に作られたお料理ぱかり・・・
「直会」は、神社の行事や祭りの後に、神前に供えたものを下げて、
みんなで食べたり飲んだりすることですが・・・
この日も、ご一緒した皆様と、「これ美味しい~♪」と、あれこれお喋り。
まさに「直会(なおらい)」ですよね(笑)
去年頂いて美味しかった「ひょうたんのお漬物」が登場しました!!
これ、ひょうたんの赤ちゃんのようで可愛らしくて、とても美味しいの。
何年も通われてる方とお話しましたが、
「直会」が出されるようになって、初対面の方とよくお喋りするようになったとか・・・
そう、美味しいものを食べながらだと、初対面でも親しくなれますからね!!
最後に、お抹茶を頂いて終わりです。
去年から、室礼のことをブログにのせてますが、
「もっと堅苦しいものかと思ってたけど、楽しそう」と言われることが多いのです。
私もそうでした。
お正月や雛祭りなどの行事、一年の節目や人生の節目節目に
「季節を盛る」「言葉を盛る」「心を盛る」というと、少し難しいけど・・・
お部屋を、花や道具で「設らふ(しつらふ)=整え、飾る」ことで気持ちを表す、と考えると、
気楽に楽しめますね。
普段、何気なく耳にしてる言葉の意味を知ったり、行事の由来を知るだけでも、
日常生活が特別なものになりました。
テレビのニュースで流れる言葉にも、「室礼で聞いた言葉!!」と反応したり~(笑)
そして、いつも素敵なお着物姿の宮田由美子先生・・・
この先生じゃなかったら、何度も通ってなかったかも~
毎回、先生手作りの小道具も可愛いんですよ。
後ろ床には、お盆の室礼
次回は、「秋の室礼」です。
松風園
福岡市中央区平尾3-28
http://www.shofuen.net/
実は、申し込み日を勘違いしてて、
頂いたコメントを見て「あっ!!!」と・・・
今朝、ドキドキしながら電話したら、取れてホッとしてます。
はい、私も同じです、ご一緒できますね~
私、申し込み忘れて行けるかどうかわからないのに、
↑で、「次は秋です~」なんて言ってるし・・・(笑)
コメント、ありがとうございます!!
何日も気付かないままでした~