すみれの花の砂糖漬け
2014年 07月 21日
デメルの「スミレの砂糖漬け」です。
デメルというと、チョコレートが有名なウィーンのお菓子屋さんですが、
こんなに素敵なお菓子があるんですよ。
直径10cmもない小さな箱に、可憐なスミレとスズランが描かれてて、
箱好きとしては、たまらない可愛さ〜(*^^*)
このお菓子のことを知ったのは、何年前だったかな~
随分前、江國香織(えくにかおり)さんの小説やエッセイにはまった時期がありました。
江國さんの「すみれの花の砂糖漬け」という詩集を読んでいる時、
デメルに同じ名前のお菓子があるよ、と教えてもらったのです。
こんな夢みたいな名前のお菓子が実際にあるなんて・・・
しばらくして、ナンタケットバスケットの教室で、お茶の時にこれが出てきてびっくり!!
見たとたん「あ~、これは~~」と私だけ興奮しましたね~
食べてみると、「お菓子」という食感や味じゃないけど、
意外とひかえめな甘さと、うっすらと花の香り、不思議な後味でした。
食べてみたいお菓子から、欲しいお菓子のひとつに・・・(箱が欲しい)
これは、東京へ行ったお友達が買ってきてくれたものです。
かなり長いこと念願だったので・・・感激(≧∇≦)
オーストリアの皇妃エリザベートが愛したお菓子と書かれてて、納得・・・
何とも贅沢なお菓子ですよね。
「箱好き」なので、箱を眺めては、ひとつつまみ・・・また箱を眺め・・・
なくなったら何を入れようか~
文庫本の「すみれの花の砂糖漬け」と、スミレの砂糖漬け
どちらも、中身はうっとり~です*^^*
私は、最初に本のタイトルが妙に気になり、
その後、デメルのものを知りましたが、何とも優雅なお菓子ですよね。
東京のデパートにデメルがあるのですが、私には行く機会がなく・・・
頂いたときは、大感激でした~
こんな小さいのに、パウンドケーキやクッキーセットが買える価格なので、
凄く贅沢ですよねー
ありがたく、じわじわーっと食べてるところです。
以前、製菓材料として「花や葉っぱの砂糖漬け」を作るところを
見たことありますが、砂糖を入れた卵白をぬって、
それに砂糖をまぶしてました。
しかし、見た目はあんまり綺麗じゃなかったな~
この箱に入ってるからこそ、優雅で素敵なのかも?!
これ、箱だけでもウットリ・・・ですよね。
すみれの砂糖漬けは、なくならないように(笑)
ちびちび一粒ずつ食べて、箱を眺めてますよ。
デメル以外にも、同じウィーンのゲルストナーというお店で
売ってるようですが、日本では買えるところが殆んどないとか・・・
神戸のウィーン料理店に置かれてるようだけど、
売ってるのかどうか??
箱好きにとっても、これはたまらないです~