秋もバスケットの季節です。
2016年 09月 26日
お休みしてしばらくたつのに、
編んでいた時よりもバスケットの話をする機会が増えました。
少し知られるようになったのかな、
以前から「ナンタケットバスケットですか??」と聞かれることがあったけど、
札幌でも声をかけられるようになったのは、嬉しい驚きでした。
バスケットって、春から夏のイメージだけど、
秋も似合うんですよ~
2年前の夏もこんな写真をのせてますが、
その時と同じように並べてみました。
今、いい色合いに変化してきたかも・・・
アメリカの伝統工芸品で、歴史的財産でもあるナンタケットバスケット
20年以上前、雑誌に見たこともないカゴがのってて、
「なんて綺麗なカゴなんだろう~」と思ったのが始まりです。
後で「ナンタケットバスケット」という名前だけ教えてもらったんですが、
今のようにネットでさくっと検索することもできず・・・
その姿と名前だけが頭にしっかり残りました。
アメリカ東海岸に浮かぶ、小さなナンタケット島で、
捕鯨の歴史から生まれたバスケット。
オードリーヘップバーンが愛用とか、唯一フォーマルで持てるバスケットだとか、
知れば知るほど、その魅力に取り付かれ…
しかし、購入するには「カゴ」と呼べないほど高価で、
作るにしても行程の難しいこと・・・
「私には縁がないものだな」とあきらめてました。
これは、日本人で初めてナンタケットバスケットの作家になり、
私達の先生の師匠でもある、八代江津子先生の本。
「時を編む ナンタケットバスケット」
東京にバスケットの教室ができてからは、
編んでる方のブログをチラチラのぞいて、情報収集〜
5年ほど前、福岡に教室ができたことを知り、
初めて実物を見る機会があったんですが、
見たとたん「これを作った方に教えてもらいたい」と強く思うように~
東京のレッスンへ通われ、ボストンで修行された先生の話を聞きながら、
バスケット作りを始めました。
これ、ファーストバスケット。
よろよろ作業・・・
カンナやらヤスリ、カナヅチにドリル・・・
大工仕事のような道具を使うことにびっくり!!
そうです、元々は船の上で男性が作ってたナンタケットバスケット。
かなりのチカラ仕事〜〜
ファーストバスケットの底には、1セント硬貨(ペニー)を貼る風習があるんですね。
1番上の写真の、左前にあるバスケットです。
ベースもリム(ふちの部分)もチェリーを使いました。
私にも編めた~という感動と達成感!!
ベースやリムを、何の木にしようか~と考えたり、
素材を選ぶのも楽しみのひとつ。
桜の木でも、色合いがバラバラだったり、磨いてるうちに模様が出てきたり…
自然のものを使う面白さですね。
上の写真の右側にある、木のフタをつけたバスケット。
これは、9 2/1 Oval Nest3というオーバル型のモールドを使いました。
底には可愛いバスケットのカービングを・・・
フタは、バスケットを編んでから、ふちの形をトレースしてボストンへオーダー。
随分時間がかかったけど、これも手仕事ならでは~
愛着わきますよ。
最後のバスケットにしようと「ダブルワイン」用の材料を揃えて、
カットして、ぐるりとさしてたんですが・・・
やり直そうと全て外して、そのまんま。
今も、まだこの通り~
編み始めた頃から、「それ、見たことある」と言われ、
デパ地下で「編みたいので教室を…」と聞かれることが続きました。
「雅姫さんが紹介されてた~」と言われることも多かったかな。
そんな3年~5年前の現象が、今札幌で始まってるような気がします。
カフェ森彦のそばにある雑貨屋さん、大通ビッセという商業施設など、
いろんな場所でバスケットのご縁があったんですよ。
なんと、六花亭の円山店のお手洗いでも(笑)
「それ、ヴォーグの広告で見ましたー何とかバスケット・・・」と!!!
初めて札幌に連れていったオペラ。
森彦さんで・・・
バスケット作りを始めた頃、
先生から「フレンドシップバスケット」という言葉を教えてもらいました。
最初は、ピンと来ることがなかったのに、
今でははっきり、実感してます。
ナンタケットバスケットがこれだけ並んでいると圧巻ですね
それに だんだんといい色になってきていて羨ましいです
私のバスケットは まだ真っ白な感じですから。。。
最近は本当にナンタケットバスケットが知られるようになってきましたよね
私もよく声を掛けられます(^^)
corotomoさん ぜひダブルワインのバスケット 完成させて下さ~い
絶対可愛いと思いますよ(^^)
ちなみに今私が作っているのは 6インチのオペラです(^^)
2年前も同じように写真撮ったんですが、
色合いが変化して、今のほうがいいかも??
素材を選んで、ひとつひとつを削って整えて・・・
編むだけじゃない行程の多さも魅力です。
アメリカでは、何代にもわたって使われてる方がいるので、
日本でもそんなバスケットになっていくんでしょうね。
更新されるのが楽しみで・・・
じっくり見せてもらってます。
鍵コメさん、バスケット作りの先輩ですよね。
私は熊本の先生と1度お会いした限りですが、
熊本の生徒さんとお会いする機会があり、中断されてました。
そうそう、7月か8月かな??教室ができたことを知りました。
福岡の先生はお二人共新規の生徒さんをとられてないので、
レッスン受けたい人が増えるでしょうね。
私は、M先生のところでレッスン受けました。
また編むときがくるのかな~
今は、いろんな場所にバスケットを連れていってます。
いつもバスケットやタッセルのこと、
楽しみで楽しみで・・・
いつか是非、バスケットの集合写真をブログで見せてください!!
タッセルもつけてね。
ケーン1本1本、色が違ったり、ナミナミがあったりするでしょう。
時間たつごとに、それが変化していくのも、面白いなと思いました。
6インチのオペラですか~
おそろいですね。
これ、お財布にスマホと、あとちょこっと入れるのに丁度いいんですよ。
トートやパースとも違う可愛さがあり、
ちょこちょこ使いのできるお気に入りです。
ナンタケットバスケット・・・
作る工程が結構チカラ仕事って、初めて知りました!
年数が経つにつれて深みのある色に変わっていって長年愛用できるって素敵ですね(*^-^*)
私はまだナンタケットバスケットの実物を見た事無いのですが・・・
でも、街でナンタケットバスケットを持ってある方を見かけたら声をかけてみようかな♪
その方がcorotomoさんだったら嬉しいです(*´∀`)♪
私もバスケット作りを始めて、編む以外の工程の多さにびっくりしました。
初めてのレッスンでは、底になる桜の木のベースを磨いて終わったかも(笑)
カナヅチを使って釘打ちしたり、大工仕事です。
だからこそ、完成したときの達成感が大きいのかな。
ナンタケットバスケットを見かけたら、
是非声をかけてください‼︎
私だったら、かなり喜びます(笑)
私じゃなくても、話が弾みますよ‼︎